口腔がんは「痛みが出ると、もう遅い」といわれています。早期発見が非常に重要ですので、鏡を使ったセルフチェックを行うようにしましょう。少しでも自覚症状がある場合は受診をお勧めします。唇や歯肉、舌などの一部にしこりがないか、もしくは変色していないかをご確認ください。また、口腔がんの症状として、運動障害や味覚障害などが起こる場合もあります。
口腔がんは、早期であれば切除手術で済みますが、進行するほど治療が困難になります。進行がんになると、わずか1cm四方のがんであっても周囲の広い範囲を切り取るので、口腔内の機能や形態が損なわれる可能性があります。