歯科恐怖症の方へ

歯科恐怖症の方へ

「歯科治療が怖いけど歯の治療をしなくては」と、藁にもすがる思いで電話やメールをしていただき、お話をするうちに治療を行えるようになる患者さまが多くいらっしゃいます。どうぞ勇気を出して、当院までご相談ください。

患者さまが恐怖症になってしまう理由

患者さまが恐怖症になってしまう理由

患者さまが歯科恐怖症になる理由には、漠然とした医療行為への恐怖心や医師への不信感など、さまざまなものがあります。過去に歯医者さんに強く叱られた経験がある方も少なくないでしょう。

恐怖心は簡単に取り除けるものではありません。ましてや、無理やり治療をしようとすれば恐怖心はより大きなものになってしまいます。

当院では、患者さまと何度もお話をしてコミュニケーションをとり、心を通わせることを重視しています。たとえ治療を行わなくても、何度も通院してくださって構いません。顔を合わせるなかで少しずつ信頼関係を築いていけば、いつかは「よし、治療しよう」と思える日が来るはずです。患者さまが気持ちよく治療に臨めるまで、当院は根気よくお待ちします。

歯医者さんに行けない大きな原因

1.歯科恐怖症になってしまった

明確な理由がわからないのに、「怖い」「行きたくない」と歯医者さんに恐怖心のある方は、歯医者さんで過去に起きた不快な経験が心的外傷(トラウマ)となっているケースが多いです。

2.嘔吐反射がある

歯型をとる際の型材をお口の中に入れることができない、奥歯のレントゲンを撮ることができない、歯ブラシをお口の中に入れることができないから磨けない、などがあります。

3.パニック障害がある

パニック障害が起こると、強烈な不安感、心拍数の増加、発汗や吐き気、震えなどの症状が表れます。歯医者さんで一度でもパニック障害を起こしてしまった方は、それが心的外傷(トラウマ)になり、歯医者さんから遠ざかってしまいます。

4.痛みへの恐怖心がある​

歯科治療において「全く痛みが出ない」ということはありませんが、麻酔を効果的に使用することで、できるだけ痛くない治療を行うことは可能です。

5.信頼できる先生に巡りあえていない

痛みと信頼関係は密接な関係にあります。

信頼できる先生に巡りあえていない

  • 質問させてくれない
  • 不安が取り除けていない
  • どんな治療をするか教えてくれない
  • 痛がると怒る
  • 納得していないのに治療を進められる

そんな状態での治療だと、痛みは倍増するでしょう。

寺辺歯科医院では、これらの問題を踏まえたうえで歯科恐怖症の方の治療にあたっています。
まずはメールでも結構ですので、安心してお問い合わせください。

処置を行うときは、笑気ガスを吸入する「笑気吸入鎮静法」と、血管内に鎮静薬の点滴注射を行う「静脈内鎮静法」を、必要に応じて行っています。これらの鎮静法は、治療への不安感や恐怖心を和らげるので、嘔吐反射のある方にも強い効果を発揮します。

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法

精神安定剤を静脈に点滴する方法です。ひときわ恐怖心が強いために治療に踏み切れず、不自由な思いをしている患者さまに使用します。

当院の静脈内鎮静法は歯科麻酔専門医のもとで行いますので、安心して治療を受けていただけます。実際に体験された方も、「いつの間にか治療が終わっていた」という方がほとんどです。

  • 歯科治療が本当に苦痛な方
  • 治療ですぐに具合が悪くなる方
  • インプラントや親知らずの抜歯、小手術などを受ける方
  • 短期間で早く治療を終えたい方
  • 嘔吐反射の強い方

このような方に特にお勧めします。
ご興味のある方は、院長・スタッフまでお気軽にお声がけください。

笑気吸入鎮静法

小さなマスクを鼻に固定し、そこから笑気ガスと酸素との混合ガスを吸っていただきます。

  • ゆったりした楽な気分で治療を受けたい
  • 痛みを感じたくない
  • 治療時間を短く感じたい

という方にお勧めです。

診療時間  
9:00~12:30  
14:00~18:30  

休診日 木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

9:00~10:30まで