京都に行ってきました。
観光?グルメ?だと良かったのですが、お勉強が目的でした。
7月28日土曜日に朝から1時間ほど診療し、京都に向かいました。
憧れの京都大学に到着し、京都大学百周年時計台記念館で受付を済ませ、午後1時から百周年記念ホールで教育研修会がスタートしました。
研修の内容は「口腔外科診療における診断と手術手技のコツ」と言うもので、翌日曜日の午後5時に終了するまでトータル11時間30分にもおよび延々と続きました。
お話しは基本的な事が多く、日々の臨床における再確認と言う見地から、役に立つものばかりで大変満足のいくものでした。
かつて大学病院に勤務し、日々、口腔外科と格闘していた頃、学会における臨床発表や基礎研究の発表で一日の長が見られた京都大学の発表に大変興味を持ち、数多くの発表論文を読んだ記憶があります。
思わず冒頭に「憧れ」と書いてしまったのも、そのあたりに起因するものかもしれません。
京都もやはり暑かった。
ただ暑いには暑かったけど、吹き抜ける風はさわやかで、気持ちよく多くの木々の枝を揺らし、その情景の豊かさが、暑さをやわらげていたような気がしました。この心を豊かにさせる環境の良さが、世界で初めてのiPS細胞誕生の原動力ではなかったでしょうか。
もし生まれ変わる事が出来るなら、この次はもう少し、いや、もっと沢山勉強してこの学び舎に行きたい、なんて夢のような夢を見て慣れないお勉強の疲れからか爆睡状態で帰ってきました。